今話題の『モンテッソーリ教育×ハーバード式』ってなに?
伊藤美佳さんの新刊を発売日(2020年2月19日)にゲットしました。
さっそくAmazon子育てランキング1位!
紀伊国屋書店総合ランキング1位!
発売9日目にして重版5000部決定!
前作の『モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方』は重版に重版を重ねるベストセラーになり、ついにマンガ版が登場しました。
はむは著者の美佳さんのメルマガにも登録していて、オンラインセミナーで直接お話したことがあります。
はむ
モンテッソーリ教育と多重知能理論をかけ合わせた育児法を簡単に楽しく学ぶことができます。
こはむ
この記事では本を読み終えた感想を書きます。まだ読んだことない方は参考にしてください。
こんな人におススメ
- 伊藤美佳さんの本を読んだことがない
- モンテッソーリ教育を取り入れた子育てを簡単に知りたい
- 子どもの能力をバランスよく育ててあげたい
タップできる目次
『モンテッソーリ教育×ハーバード式』ってなに?
つまり、『モンテッソーリ教育×ハーバード式』とは、モンテッソーリ教育をベースに9つの分野をバランスよく伸ばしていこう!という考え方です。
9つの知能を伸ばす具体的な遊びもたくさん紹介されています。
でも、どちらかというとモンテッソーリ教育を取り入れた6歳までの子どもへの接し方について書かれている子育て本という印象でした。
伊藤美佳さんはこの育児法を『輝きベビーメソッド』と名づけて、幼稚園の経営、教室やセミナーの開催などの活動をされています。
伊藤美佳さんが2万人の子どもと接した経験をもとに開発したものです。
脳科学、コーチング、幼児教育の分野も勉強されている方なので、かなり説得力がありますね!
伊藤美佳さんの育児法っていいいなと思うところ
伊藤美佳さんの育児法ってなんだか不思議な安心感があるんです。なぜなのか考えてみました。
- 子どもに無理をさせない
- お母さんも無理をしなくていい
- 知育アイテムにお金をかけなくていい
ひとつずつ説明していきます!
子どもに無理をさせない
モンテッソーリ教育がベースになっているので、子どもの「敏感期」を観察して、子どもが夢中になれる遊びをタイミングよく提供することが重要視されています。
実はわたし、とある有名な幼児教室のオンライン講座の動画を購入して子どもに知育をしていたときがあるんです。
動画には「生後○カ月になったらこの遊びをしてみよう」とあるのに、その遊びに娘が全然興味を示さなかったんです…。
動画に出てくる子は同じ月齢であれもこれもしてるのに、なんでうちの子はしてくれないの…
と勝手に落ち込んでしまって、その動画視聴は3カ月でやめてしまいました。
今考えたら子ども主導の遊びじゃなかったんだから、そりゃ子どもにしたらつまらないですよね。
モンテッソーリの考え方なら、子どもの興味に合わせて遊びを取り入れられるのでこんな悲しい思いはしなくていいです!!
お母さんも無理をしなくていい
「精神的に余裕がないなと思うときは、サボっても大丈夫」とハッキリ書かれています。
今のお母さんは真面目な人が多くて、「子どもと遊ぶのが知育にいい」と聞くと忙しい時間を割いて一生懸命遊ぶんだそうです。
でも、それで「あ!今日できてない!」「あれをしなくちゃいけないのに!」ってイライラしたら本末転倒ですもんね。
子どもは思ったよりも周囲を見ているので、お母さん自身が人生を楽しむ姿を見せることが重要だということです。
「今日はどんなことして遊べば楽しいかな~?」という考え方ができれば、無理なく知育を取り入れられます。
知育アイテムにお金をかけなくていい
モンテッソーリ教育の教材って高いんですよね。本格的なものを買ったら何万もします。
ところが、この書籍で紹介されている知育グッズは百均で揃うものばかりです!
たとえば、音楽の知能を高める遊びに紹介されているものです。
- ドアを叩く
- セロハンテープを引っ張る
- ハサミで切る
- 鈴を鳴らす
- ふりかけを振る
- お米(生米)を移す
- 水を流す
※これを目隠しをして聞くだけ!
「知育って特別なことをしなければならないんじゃないかな?」と思われがちですが、日常の生活の中ですぐに実践できることばかりです。
伊藤美佳さんの他の本を見る
今回ご紹介したのはこちらの本です。
伊藤美佳さんはこの他にも3冊出版されています。
同じタイトルなので、ただマンガ版かそうでないかだけで内容は同じなのかなと思ってました。
生後2カ月から漢字カードとか、高速絵本読み聞かせとか、斬新なアイデアがいっぱい載ってました。
2冊揃えても損しない内容になっていました。とはいっても重複する部分はあります。
「子どもはその能力を伸ばしたいからイタズラするだけ。それを止めてしまうのは親の都合」ということが書いてあります。
これを読んでいなかったら、イタズラをする娘につねに「ダメダメ!」と言ってしまっていたと思います。
子どもの行動が理解でき、本当に危ないこと以外はおおらかな目で見守れるようになりました。
すぐにできる知育遊びが「これでもか!」とぎっしり載っています。
こんな人におススメ
- 子どものイタズラに困っている
- イタズラを知育遊びに置き換えたい
おうちでもできるモンテッソーリ流子育ての実践方法を紹介しています。
よくある育児書や早期教育の本とは違います。
「子育てはお母さんがどうしたいか決めていい」という考えで書かれているのが特徴です!
こんな人におススメ
- 子どもがのびのび暮らせるようにサポートしたい
- 育児にありがちな悩みを解消したい
最後に:伊藤美佳さんってこんな人
オンラインセミナーで直接話したことがあるので、そのときのお話をしたいと思います。
当時生後11カ月の娘がすでに利き手が出来てしまって、右手ばかり使うのが気になっていました。
というのは、知育的には幼いうちは両手をバランスよく使わせるのが理想だからです。
「パンなどを左手に渡しても右手に持ち替えてしまうんですが、左手を使わせるにはどうしたらいいでしょうか?」と質問しました。
このとき、娘が右手の親指をずーっと指しゃぶりするのが気になっていて、それが原因で右ばかり使うようになってしまったんじゃないかと不安になっていました。
美佳さんは、
「右手ばかり使ってしまうのは全然気にしなくて大丈夫。その子が選択したことだからです。
紙ビリビリやキャッチボールなどの両手を使う遊びをたくさんしてあげてください。
きっとたくさん手指を動かす遊びをしてあげたんでしょう?素晴らしい!
きっと右手が利き手だって気づくの早かったんですねー」
と言ってくれたんです!
当時のわたしはホッとしたのと同時に、わたしの日々の取り組みを認めてくれたのが本当にうれしかったです。
子育てって人から見たら大したことじゃないことにも不安になってしまいますよね?
こんな体験から、美佳さんってお母さんの心に寄り添ってくださる方なんだろうなーと勝手に想像しています。